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LIVEが終わった後の昂りは、振ったスノードームのようです。 そして、底に積もった雪を眺めるようにしてLIVE REPRTを書いています。
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7/11
Beauty Maniacs・ZIG
“[IT'S MY WORLD NOW]”at 仙台 CLUB JUNK BOX
(with:川~kawa,THE REVOLT SPIRIT NOISE)

Beauty ManiacsとZIGとの対バンでーす!
BMは、初フルアルバム『fixed star』を引っ下げてのツアー2日目。
east japan tourを終えたZIGは、ひと回り大きくなって?仙台に帰ってきてのLIVEです。

大好きバンドの対バンなので、楽しみな気持ちも2倍、いやそれ以上。で、THE☆有頂天
大変でした。楽しみ過ぎて破裂しちゃいそうでした。
そして、ZIGがトリ前、BMがトリ。連チャンて…私を殺す気ですかね?
LIVE後の廃人具合も2倍だったね…。


ZIGの出番時に会場に入り、最前へ。
セッティング中のステージに、野比のびたの人形が横たわっているのを発見。
それを見た明、最悪なオヤジギャグを言いやがった!
あなたね、気持ちが昂ってるLIVE前じゃなかったら赦されない、犯罪よそのギャグ!!言った本人も、断頭台で首落とされたように頭を垂れてどん底に落ち込んでたな。
内容は、本人の名誉を守る為に伏せさせて頂きます(合掌)。

後ろで、staffのHASSAY→さんが、夏恒例になりつつあるZIG特製ミニうちわを配っていた。
「ちょうだいちょうだいちょうだい!!」って走り寄ってくと、「後で行くから待ってなさい!」怒られた…。

YUSUKEさんが、おもむろに取り出したWORLD SOCCER MAGAZINEのポスターを広げる。サッカーW杯が終わったばかりの時だったからね。W杯得点王・ドイツ代表クローゼがアップになったポスターだった。
広げたその瞬間、折り目からベリリと破けてしまった!
Σ( ̄□ ̄;)
な表情のYUSUKEさん。
そのポスター、もらっちゃいました。
しかし、ポスター広げてどうするつもりだったんだろう?どこかに貼るつもりだったのかな?
もらった直後、私は特に意味もなく柵の前に広げてました。

セッティングがある程度終わると、その場で演奏が始まる。GIGが始まる雰囲気ではなかったけれど。
YUSUKEさん、確かめるように歌ったり叫んだりしてた。
過度の緊張のせいで心臓が体から出てきちゃいそうな私、いつものセッティングより強めなバスドラが打たれると胸が苦しくなった。隣のskrさんとそんな共感しながら。
skrさんが「1曲目は「J[e]C[y]」な気が」と音を聴きながら予測。私には脅しに聞こえたよ…目当てが2バンドあって、1曲目そんな激しくヤバイのは(怯)。



一旦はけてから、再度メンバー登場!
最後に入ってきたYUSUKEさんは……ウォーズマンのマスクを被ってきた!!なんじゃ~?
そのまま歌い出した!!なんじゃ~ありゃ~!
早いうちに脱ぎましたけど。ずっと被ったまま歌わなくて良かった(笑)。

いつもと何か違うと思ったら、attsuさんがいない。こんなの初めて見た。
演奏は4人でだからだけど、なんだか…いつも必ずいるマスコット的存在がぽっかりいない、感じでした。クラスのやんちゃな男子が珍しく欠席、みたいな…?

最初の2曲は初めて聴く新曲、4曲目の『AWAKE』も先月秋田で初めて聴いたばっかりの仙台初披露だし、前半は新曲のオンパレード。

1曲目が終わった後と、セッティングの時も、NORIYOSHIさんはマイクをグイッと引き寄せてシャウトしていた。
先月の秋田に出られなかったNORIYOSHIさん。それだけじゃないかもしれないけど、珍しいシーンに熱くなった。

2曲目の、サビだったかな?スティックで細かく刻まれるハイハットが印象的だった。聴く程に、嵐の前冷たい風が草原を吹き抜ける音ように、心がザワついてった。


2曲終わってからのmc。
ツアーを回って帰ってきました、と報告。「おかえり!!」

(この時じゃなかったかもしれない…?)
サッカー好きYUSUKEさんの、W杯の話題。
「日本代表が不甲斐なくて、鬱憤溜まってる。あれじゃ、サムライ・ブルーじゃなくて、落武者ブルーだよ」と、ご立腹の様子でしたねぇ。

曲に入る直前、片手で目を覆いながら「目を覚ませ仙台!目を覚ませせんだーい!」と、ハクのある声で叫ぶ。眠ってる力がビビって飛び起きちゃう位の、声と楽器の音だったな。
こんな『AWAKE』の始まり。


初めて『AWAKE』聴いた時は、カウントダウンするところでフロント3人がサポートdr.英輔さんのほう見てタイミングをはかり、最後キメる場面があって。タイコの音に食らい付くような姿が無性にかっこよかったっけ。
またそれを見たかったけど、仙台ではなくって、ほんのり残念だったなー。


5曲目の『RED JACK』、いつもより高い柵に対して伸び上がって拳上げてたら、足ツリ気味なりました…。ヒィ
しかーし、これからだって時にへこたれてはいられない!

聴き慣れた曲になって勢い良く暴れ出した感のある私達。
YUSUKEさんは私の目の前で、柵の上に完全に立ち上がって煽ってた。流石な平衡感覚。


どの曲でだったか、YUSUKEさんが飲んでいたドリンクのボトルが倒れたのか、清美さんがボトルをこっちに蹴ってよこしてくれた。
私はそれに気付かなくて、なんで急に足元が冷たくなったのかわからなかった。水が飛び散ってたのね。
ちゃんと見ときたかったな、清美さんのシュート姿。


最後は私の大好き曲、『hallelujah』。やったーこの日も聴けた!!
間奏で、清美さんとKAZUさんが、それぞれのモニタに足を掛けて弾きまくってた。YUSUKEさんは後ろに下がってて、2人のかっこいい弾きっぷりの図。

前に出てきて弾く清美さんの肩を組むYUSUKEさん。あまりに素敵な笑顔のお熱い2人だったので(笑)、明と2人うちわであおいで差し上げた。
YUSUKEさんが清美さんから離れてKAZUさんのほうに行く時、清美さんは押し返すみたいに見えた。あら、あんなにお熱い2人だったのにぃ。
YUSUKEさんとKAZUさんも、にっこにこな笑顔で肩組んでた。

「hallelujah」は、イメージするものがあって。
楠本まきさん作「乾からびた胎児」の、最初と最後のシーン。「その日はまったく気の滅入るような青空で 自殺にはもってこいだった。」「拒食症の天使達が 薔薇色の亡霊を連れていく」のところ。
「なんて素敵なバースディ・プレゼント」
なんて事はできませんけれど。


『B★G★Z』が、今までとちょっと違って感じた。水しぶきみたいに色鮮やかな曲に感じていたけれど、この日は濃淡のある灰色っぽく見えた。重みがあるというか。
『hallelujah』も、いつもは金色の粉が降ってくるように見えるけれど、深海のように濃い青空が目の前に広がってた。
思えば、この日のZIGは1トーン濃い色合いを出していたような気がする。
いつもより長い時間一緒に過ごせて、ほくほくした充実感はありました。でも折角だから、鮮やかな色から濃い色まで、1ステージでたくさんの色や光りが見たかったなと思う。
新しい曲は、これからもっと曲の色合いが見えてくるのかもしれないな。



つった足が治らぬまま、BMの番がきてしまいました。しかし、一歩も引く気はなく、章人さん前2列目に。

BMはこのツアー前に、Artist Fan Mobileで『fixed star』全曲の着うたが配信されていました。
私は、曲を覚えていこうというよりもLIVEをイメージする為に聴いてたです。
時々、LIVEを楽しみにし過ぎると間違った方向に突っ走ってしまう事が、あったりなかったり…。
時々、音源を聴き込みまくって行くと、折角「LIVE」なのに独り善がりになってしまったりしまわなかったり…。
LIVEで初めて聴く曲の時は、様子を見ているうちに曲が終わってしまったり、少しもどかしさがあったりして。
今回着うた気いてって、結果私は当たりでした。曲のイメージを掴めたし、DL部分以外の所はよりイメージが膨らんで。未だ見ぬLIVEとアルバムに向かって、どんどん気持ちが広がってった。
そして本番は、イメージに程近くのれたし、ツアー初日参戦した方々のノリを見つつ、自分なりのノリ方ができました。
新曲を聴く時の新鮮さ・ドキドキワクワク感と、聴いた事によって一緒にのれる楽しさの、両方得られて、結果とても楽しかった。
アルバム収録の『リアリティ』にある「イマジネーション膨らまして 予感だけを頼りにして 研ぎ澄まして突き刺したら その瞬間闇は裂けた」って、こんな感じかなぁ。



1曲目は、予想・期待通り『at first sight,out of sight,out of mind』から。
DL部分「MOTER FUCKER」で、叫び拳上げる準備は万端だった。
章人さんだけが、曲始まっても入ってこなかったんだったかな?「MOTER FUCKER」の声は、章人さんのいないステージのスピーカーから聴こえてきた。

こんな歌詞で始まるから、もっと荒々しくて暴力的な、とにかく勢い押しの曲かと思ってた。
でも、次第に日が昇り世界の隅々まで照らし出すようで、幕開けに相応しかった。一気にみんなの笑顔を照らす。

ケンイチさん、この曲だけクリック使ってたな。


「ここが、俺達のリアル」と、ステージを掌で示す仕草をしながら。始まるのは『リアリティ』。
この台詞と、ギター2本で螺旋を描き空に上っていくようなイントロが、とってもよかった。

DLしたのはサビの部分。「Real to me」で、みんながステージに手を差し延べる時、メロディとコーラスでそれぞれ自然とパートが分かれてましたね。

「君だけが 穢れなきリアリティ」は、ずっと「君だけの」だと思ってた。差し延べた手の意味、違ってくるね。
LIVEって時々現実逃避だったりしてしまうけれど、LIVEが「リアル=現実」なら「逃避」じゃないんだ。ここが、私達の「リアル」だから。

間奏で、章人さんが私達を見渡した表情をとても良く覚えています。頷くように穏やかな笑顔で、優しく強い眼差しで。
この表情を見せてくれた事がとても嬉しかった。この表情に報いるいいLIVEにしよう、って思った。

『リアリティ』は、LIVEで聴いて一番好きになった曲です。


曲の前に「足並みを揃えよう。呼吸を整えよう」と、考え込む科学者みたいにステージを早足で歩きながら章人さん。
昂ぶってむしろ空回り寸前の気持ちが、フッと落ち付いた一言。とても良い気持ちで『呼吸』のイントロを向かえる事ができた。

いつも全神経をそばだてて聴く、イントロの章人さんの歌声。「(空に届きそうな)気がした」を、一つひとつゆっくり歌ってくれた。

『リアリティ』と『呼吸』直前の章人さんの台詞、心に残っています。


『ハモン』は、着うたで間奏から歌い出しの部分しか聴いていなかったのに、自分でもびっくりする位サビでは躊躇いなく思いっ切りジャンプできた。すごく楽しかった!足つってたけど…。


『空白』で覚えているのは、早いピッキングの音と、その音を包む白いライティングの粒が眩しかった事。
ネックで弦を弾くユウジさん。緊張の糸が切れるみたいなあの音、好き。スイッチ入る…むしろスイッチ壊れる。


本編では2回あったmc。いつかも、何を言ったかも、あまり覚えてないです…。
最初のほう?「今日のLIVE、楽しみにしてきたか?堪らなく待ち遠しかったか?」
(ZIGも含めて)楽しみで胸が破裂しちゃいそうだった事、まるで知ってるみたいに、こんな感じの言葉を何回も何回も聞いてくれた。

それから、『fixed star』の話。
いろいろ言った気がするけど、「いっぱい、いっぱい聴いてな」って、聞き手の私達に全て委ねた作り手の(に見えた)笑顔で言ったのだけ、覚えてます。

最近は、引き締まったmcで良いです。

曲かmcの間に、顔をむっちゃ拭きまくるケンイチさんが面白かった。風呂上がり?位の勢いで。


mc明けから最後までは、お馴染み暴れましょう!な曲が続く。『can't you hurt me?』『bullet』『SPIN』。

『can't~』は、半拍遅らせての歌い出しだった。
ますます焦燥感を煽り立てられ、追い詰められるアレンジで良かった。

『bullet』の最後のほうだったかな、私の前=最前の方が後ろに下がった。ので、ポッカリと章人さん前が空席になってしまう。誰も入ってくる気配がなかったのと、どセンターが空いてるのに耐えられなくなって、ワタクシが行かせて頂きました。初・章人最前…。
柵を掴んで、飛び易くなった!(限界寸前、まだまだやる気)

『SPIN』の時、初めて体験する距離にいる章人さんにドキドキ。
「愛をばら撒いて」で、05.3.22M★Sと対バンの時もやってた、男の愛を…ね…足の間からばら撒いてた。
章人さんにドキドキ、を通り越して、壊れそうになったよ…。

間奏の直前、隣のHASSAY→さんと目が合ったね(笑)、走る!の合図!!
もちゃくちゃんなって走った!後ろで見てた明曰く、「新しいモッシュだね、あれは」。
多分モッシュより迷惑じゃないよ、ある程度よけて走ってるもん(笑)。そして、モッシュしてる人より笑顔だと思う!


みんながアンコールしてる間、私はドリンクを取りに行く為に鞄の所でゴソゴソ。
明が来て、うちわであおいでくれた。その顔が「お疲れね~」な表情だったので、つい「まだまだいけるゼ」なんて言っちまった。自分で言って、何ハッタリかましてんのかね、と思ったわ。むしろハッタリに火が付いたね。
ありがとね、明。


戻ってきたらメンバーも入ってきてたので、急いで元の位置へ。
ケンイチさんが、物販の宣伝してた。
「暑い時にうちわ。着替えにはTシャツ。」などなど。
「汗をかいたら、ケイタイクリーナー」って、違!!わざとボタンを掛け違えたみたいなmc、おかしかった。
章人さんも物販の話。「俺達を布団付きのフェリーに乗せてくれ!!」って、布団…付いてないんだぁ……。


ec直前、一曲目にきて欲しいって感じたのは『THE MOTHERFUCKERS』。
きたー!!!
クラッカーが鳴りまくるパーティ!のような楽しい!!曲!!!

この曲の時、改めてじっくりと、新サポートg.矢崎さんを見た。
激しい表情ではないけれど、弾いてる格好はワイルドな印象。
BMでは章人さんでいっぱいいっぱいで、ほとんど章人さんに視線集中してるけど、私が見ていない時でも、ザックさんの弾き格好はさらっとかっこいい。
でもやっぱり、一歩引いてるポジションなので、もうちょっと解き放ったザックさんを見てみたいな。

「ダラッダーン」のところ(書くとなんか変)のベースが好きです。一音ずつ上がっていく音と他の音との和音、楽しいのにじわっときてしまう。


『パズル』も跳び続けてた。最後にあれだけ跳んでると、曲が終わってからも体が跳んでるみたいな感じ。
それが、LIVE終了直後の余韻でした。
実際は…地ベタにヘタリこんでたけど。



大好きバンド2つ出演のイベントは、たくさんの楽しい事が一度にだーーーっと押し寄せてきて手に負えない位でした。それじゃ仕方無い、有頂天になるしかないじゃん!?(開き直り)
乾いた土に水がぐんぐん染み込んでいくように、私の心に届いていきました。深く、深く。
心の栄養補給ができたLIVEでした。



新曲オンパレードZIG&Beauty Maniacs set list
<ZIG>
INTRO/New Song/Go/Awake/RED JACK/B★G★Z/ハレルヤ~hallelujah
<Beauty Maniacs>
at first sight,out of sight,out of mind/リアリティ/呼吸/broken/ハモン/嘘の薬/空白/can't you hurt me?/bullet/SPIN
ec:THE MOTHERFUCKES/パズル

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