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LIVEが終わった後の昂りは、振ったスノードームのようです。 そして、底に積もった雪を眺めるようにしてLIVE REPRTを書いています。
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8/21
ZIG “one coin live VOL.11”
(with:KURI×KINTON,ザ・ヒンズースクワット,近 知広,GOONIES,OOPARTS)
at 山形 ミュージック昭和 SESSION

SESSIONに行く前に、仙台から来てくれたSさんと待ち合わせ。今回初SESSIONだそう。ありがとうSさん!そしてZIGのおかげだありがとう!!

ZIGの出番になりまして、みんなで最前に並ぶ。いつもは後ろで私達を見守ってくれる(笑)Sさんも、めずらしく最前に来てくれた。「ごめんなさい…」連発してらした。そんな事、全然、全くないですから!


セッティングが終わりメンバーがはけた後、貼ってあった海賊旗が剥がれてしまう。「RIZさーん!」
手の届かない所が剥がれてしまって、RIZさんは何を使って貼り直したかというと…NORIYOSHIさんの座る椅子!


この頃フと気付く、さっきまでいたSくんがいない…。心配になりつつ、「もしや…」何かが起こる予感。


メンバー登場のseになり入ってきたメンバー!ではなく(やっぱり!)Sくんだっ!!!しかも白塗りで。だから長い時間見掛けなかったんだ。

Sくんはおもむろにドラムセットへ行き椅子に座る。落ち付かない様子だ(笑)。
そこに(本物の)NORIYOSHIさん登場!Sくんと固く握手を交わし、NORIYOSHIさんに席を空けるSくん。
楽器隊が定位置に付くと、フロントマンSくんがマイクに向かう。
「仙台から来たZIG!」お!YUSUKEさんみたいじゃないの、と思った矢先、「のファンです」さすがに、なりきれなかったらしい(笑)。
そして(本物の)YUSUKEさん登場。SくんはFamilyとなって、拍手の中フロアに下りてった。


おかしなテンションの中始まったのは、かっこいい『BOY』。このギャップが素敵(笑)。いやいや、大好きな曲はこんな笑顔で始まり。

YUSUKEさんは、しょっちゅうポケットに指をかけて歌っていたの、何かよく覚えてる。クールガイな雰囲気を醸し出す。
クールガイの隣で、すごい勢いで回っていた熱い男は清美さん。


最初のmcから、めずらしくいろいろ話したYUSUKEさん。「いつもはこんなに喋らないんだけど」。だよね、そうだよね!
その「いつもは喋らない」に対して、隣のWちゃん、笑いすぎ(笑)。

内容は…何だっけな(死)。
他の出演バンドが若い事を、やけに引っかかる感じで言っていた。ZIGも負けてないっすよ!!!!!(←むやみに強調してみる)
あとは、例えば「このバンドはこんなんです」みたいな説明的mcはよくあるが、いつものZIGは「そんなの言葉にするくらいなら、GIG見せたほうが早いぜ」と言うように、あまり喋らなかった。
この日は、「そんな言葉」の部分を話してくれた感じ。


私は初めて聴いた『ハレルヤ』。
イントロから「うわーこの曲好きだー!!」って直感した!『knot of beast』といい、最近のZIGはがっちり「好み」を掴んでくる私的正統派な曲を作ってくれる。
勿論、イントロの直感は正解。
そんなイントロを作ったのはKAZUさんだそうです。KAZUさんナイス!

イントロの終わり近く、ぐっと前に来たYUSUKEさん、思いっっっ切り叫んだ後口を抑えて後ろ向く。「やっちゃった~」顔。
歌い出し間違ったのか?!と思っていたけれど、後で訊いたら「せんだーーーい!!!」と叫んでしまったらしい。
えーマジでぇー?!そりゃさ、最前にいるメンツは仙台とほとんど一緒だろうけどぉ?(笑)
山形も地元・仙台気分だったって事にしよう。

何だか、足を高く上げてずんずん歩いて行きたくなる感じががするなぁと思っていたら、清美さんも足踏みしながら弾いていた。
そう思わせたのは、足音高らかに行進するような音とリズムのドラムだったからかな。

間奏では、「ギタリスト・清美」全開の演奏だった。KAZUさんと並んで、弦楽器隊の見せ場。
しかし次の瞬間、私の目は、ギターのエフェクターのとこでしゃがみこんでいるYUSUKEさんにいく。むしろクギヅケ。膝を揃えてさ、しゃがんでる格好にさ。そりゃもう!
あとでYUSUKEさん用のセットリストを貰ったWちゃんに見せてもらったら、「ハレルヤ」の脇に「ギターソロ!ワゥ!!」って書いてあった。ギターソロで前に位置を変える清美さんの代わりにワウを操作するのがUSUKEさんの役目だったのだ。
しかも、書いてあるのにすっかり忘れていたらしいYUSUKEさん。

ジャンプが楽しかった!YUSUKEさんの合図に合わせて跳ねる!うん、飛ぶというより跳ねる!跳び散る!!あれ、漢字違うな。でも跳び散る気分だった。
跳びながら一瞬フロアを見たら、男の子達も楽しそうにジャンプしてたな。

まったくこの日のセットリストは跳び跳びな曲ばっかりだった。『EViL DoLLZ』に『B★G★Z』にこの『ハレルヤ』に。


『B★G★Z』。
間奏あとの「I wanna slug it all down~」のギターフレーズが印象的。裏打ちのリズムで、気分は南国の海辺でトロピカル。夏ver.ですな。


最後は『俯瞰のタナトス』。
NORIYOSHIさんのセットは、大きなチャイナシンバルが目に付くようになった。
暗闇に光りが吸い込まれていくようなその響きは、『~タナトス』の世界。
NORIYOSHIさんは叩き方が鋭いので太鼓の音に耳がいくけれど、シンバルの音も耳に入るようになって、とても広がるイメージになった。

掻き毟るように歌うYUSUKEさんは、自身も以前言っていたけれど、命をすり減らすように歌う。
同じように、魂や命をすり減らして歌う人を観た事がある。エレカシの宮本さん。バンドや曲のタイプは全然違うけれど。
伝えたい事が抑えきれずに溢れ出て体の中で氾濫した想いは、皮膚を決壊させる。
曲が終わって意識が現実に戻ってきても、伝わってきたものの氾濫に巻き込まれ、全身びしょ濡れになっているような気がした。


ライヴが終わった後、白塗りのままのSくんは、そのまま私達と同じルートで会場を出る事ができなかった(そりゃそうだわ)。
ステージの上手から関係者の如く去って行った。


アンケートを書いていると、間に合わなかったAが会場に到着。3県を疾走してきたAに乾杯。でも間に合わなくてザンネンダッタネ。

Sさんにも初SESSIONを楽しんでもらえてよかった。「ハコの感じもいい」って言ってもらえた。ちょっと体育館の壇みたいだけど。
また一緒にSESSIONで観られたらいいな。


跳び跳びなライヴだったなぁ。もっと跳ぶ為に体力作り!スクワット毎日!!
という目標は、実行できていません。



set list
BOY/EViL DoLLZ/INTRO“fuck”TION/ハレルヤ/B★G★Z/俯瞰のタナトス

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