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LIVEが終わった後の昂りは、振ったスノードームのようです。 そして、底に積もった雪を眺めるようにしてLIVE REPRTを書いています。
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4/28
LUNKHEAD“LUNKHEAD TOUR2008「エントラン(^3^)-☆chu!!!!」
at 新潟CLUB JUNK BOX

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LUNKHEAD“LUNKHEAD TOUR2008「エントラン(^3^)-☆chu!!!!」
at 新潟CLUB JUNK BOX




前回のJSACツアーに続き、LUNKHEAD二度目のLive参戦です。新潟は久しぶりだ。
あれからLUNKHEADは、ベスト版を出し、シングル「素晴らしい世界」を出し、そしてアルバム「孵化」を出し。駆け抜けていますね。
この「エントランちゅ」ツアーも「ENTRANCE」の名前がついているけれど、「孵化」の流れも汲んだツアーになっているようです。
がっつりついていかなきゃね。



現地で、わたしのお友達のお友達さんで、わたしは初めてお会いする方と待ち合わせして行きました。
紹介してくれたお友達が一緒ではなかったし、ちょっと緊張したけれど、二人とも新潟はアウェイだし、近いスタンスでLiveに向かえたかな、とわたしは(一方的に)思っているのですが。

会場に行くと、フリースペースにはTVモニターがあって、LUNKHEADのPVが流れていた。濃いランク空気感。
わたし、初めて見た曲もあって、若干ハシャギ気味。
「すべて」がね、そうで。聞いたらば、監督はかの天才今井俊彦さんだそうで。やっぱりかっこいいわぁ。

改装後の新潟JUNKは、初になります。
天井はあまり高くなくて、一段高くなっている2柵もあったり。わたしには、行き慣れているハコのようなしっくりくる雰囲気でした。



登場seは、『LUNKHEAD入場のテーマ』。みんなの熱の込もった手拍子でお出迎えです。わたしの緊張もほぐしてくれるくらいの熱で(相当緊張してたので、これはすっごい事なのです)。


「せいっ!」
始まりは『音』からなんですね。
新参者のわたしは、まずこっからです。

メンバーは、最初っから、良い笑顔でトバしまくっているように見えました。こりゃすごいな。
あとのmcで、「新潟はラジオをやらせてもらってたから、故郷に帰ってきたみたいな気持ちだったよ」と合田さんが言ってくれて、メンバーみんなも頷くような笑顔で。
あぁ、だからなんだなあ、って思いました。
LUNKHEADと新潟ファンの間にあるものが、他とはちょっと違う雰囲気があるように感じました。外から来たわたしにはね。
新潟の方々が羨ましくなるくらい、楽しい。
これはわたしの予想ですが、新潟っていつもツアーのポイントになる場所なんじゃないかな?

ステージの天井には細いロープみたいのが横に張ってあって、そこに手を掛けられるからか、龍さんがよく立ち上がってくれていました。
わたしは後ろのほうにいたのでメンバーの顔がやっと見えるくらいだったから、見渡してくれる龍さんの姿がうれしかった。



全体的に重みがあるなっていう印象でした。特にリズム。
3曲目の『羽根』からそう感じて。『前進/僕/戦場へ』『HEART BEATER』『きらりいろ』で特に。
スタートダッシュ的に盛り上がってきてこっちがハシっちゃいそうになると、ぐいっと引き戻されるというか。
だからか、体はいっぱい動いているんだけど、噛み締めて聴けました。
わたしは、感じた重みに逆らわず一緒に沈んでしまいました。

本編ラスト『BRAVE SONG』、ずっしりした圧力だったな。
ラストだってわかったから、沈んだところから浮き上がらなきゃって。

わたしのいたところは、がんばってジャンプすると天井に手が届いた。
『ENTRANCE』の「飛び方なら細胞が知ってる」とか、その他にもあったけどこういう歌詞のとことは、天井に届くのが面白くなっちゃって飛びまくってた。おりゃー!!って。
こんなに体は動いてだんですよ。でも、ずっしり感。



『教室』『プルケリマ』『サイダー』の流れが、とっても素敵でした。コーラスも素敵だったなぁ。
『教室』~『プルケリマ』は、夕方から夜にうつりゆく曲の場面に、引き込まれていきます。
胸が痛い。でも、穏やかな気持ち。
そして『サイダー』。なんだか、とても優しい笑顔になれたような気がする。胸はまだ少し痛かった。
泣いて睨み付けている彼女、というような歌詞があるけれど、彼女も本当はそんなに尖った気持ちじゃなかったんじゃないかなって思う。

「夢を見ているみたいに」と小高くんが歌った時、まさにあの時、それでした。夢の中にいるみたいだった。本当に。
夢の中で「あぁこれは夢なんだな」って思う、あの感覚を、現実で体験してしまった。
そしてそれは、ほっぺたをつねったって醒めないんだ。
水色の海の中のような、音の響き。眩しい光。ぷちぷちと空気の泡が肌に触れる。そんな感じに包まれていました。

この3曲の流れの時が、わたしは一番濃い時間に感じました。




mcは、(例によって)あまりちゃんと覚えていないのですが。
「新潟はまだ寒いかと思ってたんだけど、ここはアツいねー!!」小高くんのこんな話で始まったような気がする。
それに合田さんが「重ね着してるもんな。中に…タンクトップ?」
そしたら、「ランニングや」と突っかかる小高くん。「タンクトップって言い方、嫌いなんだ」そうです。
「ランニングとタンクトップってどう違うの?
トレーナーとスウェットは?
ロングTシャツとカットソーは?」
出てくる出てくる(笑)。
思わず、もういいよ!って言っちゃった。隣にいつもいる友達さんがいる調子で。あっ、今日は一緒じゃないんだっけ…急に恥ずかしくなっちゃった…。


食べ物の話がいくつかあったな。
「お魚とか、(他にもいろいろ言ってた)いいもん食うと、こんないいお客さんになるんだ」って、小高くん。

「お米、酒、これはもういいね(と笑い)、ぽっぽ焼き(この時一段と反応がいいお客たち)、あと、イタリアンね」
「イタリアン」ってわたし知らなかったのですが、名が知られているみたいですね、ネタ的に(笑)。
「今回は(イタリアンに)行く機会はないんだけどね」と合田さん。


何の話だったかな、合田さんの話に無駄に(笑)盛り上がるわたし達に、「盛り上がればいいってもんじゃないよ」と言い放つ小高くん。
そんな小高くんも試しに掛け合いをやってみたところ…、「いいもんだね」。気分良さそう(笑)。


新潟は男も増えてきた、っていう話。
「新潟の男子って、ブンガクテキ?なのが多くて」「シェークスピア、好きです!みたいな」と、小高くんと合田さんの会話。その例えはどうだろう?(笑)
静かめに見ている、という事が言いたかったみたいで、「ブンガクテキ」と言う時、ポッカーンって効果音が聞こええきそうなアホ面をする小高くん。
そんなブンガクテキ男子が2回目Liveに来ると、「「うぇあ~!!」って(拳上げて)なってくれるんだよね」。その顔もまたオカシイよ(笑)。
「その時初めて来た男子がまたこんなんで(ポッカーン面)、で、2回めは「うぇあ~!!!」ってなって」
ここにその過程を経た男子がいるって事だよね。

男の子が盛り上がってくれるのって、やっぱりうれしいんだろうね。
でもさ、煽りで「おとこぉーーー!!!!!」とか叫ばれると、悔しくてわたしも拳上げちゃう。
だってさ、その時の男子が盛り上がってくれた時のメンバーの顔、女の子に対してより素敵ないい顔してる時あるんだもん!男子にだけこんないい顔向けさせてたまるもんですか!(酷)
まぁ、それでも男子には敵わないんですけどね。わかってんだ…。


『ぐるぐる』の時。
「こういうのって、俺だけ?」のところ。
セリフが、
「こういう事考えてると、俺みたいになっちゃうぞ」
(わたし達「イェーイ!!」)
「ところで、こんな俺ってどう?」
(わたし達さらに「イェーイ!!!」「サイコーーー!!!!!」)
この直後の小高くん、すっごくうれしそうないい顔してたなぁ。
こうやってお客とやり取りができる曲なんだなぁ。


ecで最初に来てくれたのは、今回は壮さん。
「イェーイ!!!」のコールアンドレスポンス。
だんだん、
「大好きだー!!」
「愛してるぜー!!!」
ってなってきて。あらやだもう(笑)。

そういえば壮さん、わたし達の暴れっぷりを見て、「ポカリとか飲んでね」って気にしてくれていたけれど、ドリンクカウンターにポカリなかったよ(笑)。

次は龍さん登場。
「イェーイ!!!」とマイクにかぶり付くように叫んで。
「イェーイ!!!!!」とわたし達。
「超気持ちいい…!」とひと言、セットにつく。水泳の北島みたいだ(笑)。


「新潟はギリギリセーフかな」
で始まった『桜日和』。
うん、来る途中咲いていたよ。眼に浮かんできた。


一回目のec最後、「終わるつもりだったけど、もう1曲だけ!!」
うれしい1曲は、『僕らは生きる』。
曲に入る前、小高くんが壮さんに耳打ちしてたのが見えました。

みんなでコーラスのところでは、龍さんが前に出てきてくれた!一緒におっきい声で歌えました。
ドラマーがセットから離れて前にきてくれるのって、とってもアツくなるよね。
小高くん、ステージから下りる事を「今日はやめとくわ」って言った。
言ったのに。
落ちた(笑)。

2回目のセリフのところ。
前の人達と必死にハイタッチしまくりながら、小高くんは
「テキトーにがんばろうや!な!!」って叫んでいました。
テキトーの意味、誤解なく伝わるでしょうか?それがちょっと怖いけど、書き残しておきます。


あとは、「力残してんじゃねーよ!!」って煽り、かっこよかったな。
汗ぐっしょりでへとへとでも、笑顔だけはいくらでも出てくる。

曲終わりの「ありがとう」も、アクセントが地元?の言い方で、なんだかあったかくて優しいね。



フロアを出る人がいる中、もう一回アンコールを呼ぶ。
わたしはやっぱり、「アンコール」って声張るほうが好きだなぁ。そのバンドの雰囲気もあるだろうけど。
で、「アンコール」叫んだ訳です。
うまいこと2柵の場所も取れて。
柵を掴むと、何故かさらに元気が出てくるわたしです。遠慮なく突っ込めるからかな?柵は乗り上げるもんだと思っております。

そして出てきてくれました!Wアンコール!!ありがとう!!!
チューニングしながら、「アンコールでさ、「出て来い!」って言われたの初めてだよ」と、笑顔の小高くん。だから出てきちゃったよ、みたいな。
『月光少年』、やってくれました。
本当に最後。どうしてこんなに笑顔しか出てこないんだろう???って思っちゃうくらい。


あっという間でもなく、でも物足りなくもなく、なおかつ次会えるのが楽しみで仕方ないって思える、まだまだ上向きなLIVEでした。
新潟、行けてよかったです。いいですね新潟。

でも実は、わたしの中でLUNKHEADは、今まで見たこともないような景色を見せてくれるような気がしています。
まだ、もうちょっと、もんのもうちょっとで、わたしはそこへ辿り着けそうなんですが。うーん、もどかしい。
わたしLUNKHEADファンレベルを、まだまだ上げていきたいぞ。




set list(お友達さんにご協力頂きました)
(se:LUNKHEAD入場のテーマ)
(音)
ENTRANCE
東京にて
羽根
海月
誰かじゃなくて
id
体温
教室
プルケリマ
サイダー
HEARTBEATER
前進/僕/戦場へ
インディゴ
ぐるぐる
素晴らしい世界
BRAVE SONG

(ec1)
桜日和
きらりいろ
カナリアボックス
僕らは生きる

(ec2)
月光少年

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