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LIVEが終わった後の昂りは、振ったスノードームのようです。 そして、底に積もった雪を眺めるようにしてLIVE REPRTを書いています。
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6/10

colors department"JUNK BOX LIVE  08-004"
(with:CRUNCH/creative fact)

at 仙台CLUB JUNK BOX

わたし初colors departmentの、初仙台公演、行ってきました。


スタート15分前くらいに着いたのだけれど、お客さんが両手で足りるくらいしかいなくて、ざわっと胸騒ぎがした(笑)。久しぶりなこの空気。


まず、トップCRUNCH。
登場seがSIAM SHADEの曲だったそうで(友達さんから聞いた)、しかも1曲まるまる流れて、よっぽど好きなんだなぁなんて話をしていた。
メンバー紹介があって、最後、vo.さんの名前は、なんと「ヒデキ」!吹いてしまいました。どう突っ込んだら良いのかと(笑)。


次、creative fact。3ピースバンド。

『ガラス玉』という曲で。
こんな風な歌詞が聞こえました。
黒と赤のガラス玉を合わせると、白く光る
不思議な歌詞だなと思いながら聴いていました。

mcも面白くって、楽しかったです。
最後の曲で、「最後に、俺、弾こうかな」と言ったvo.g.さん。
かっこよくモニターに足をかけて、
「ぎゅわんぎゅわ~ん」
口で言ってる!!弾いてるフリしてる!!!
よりによって3ピースでそれは(笑)。

三角形の3人の立ち位置の真ん中に、バンドの「核」のようなモノを感じました。
その「核」と3人が糸でしっかりと繋がっていて、糸を引っ張るようにどんなに音やパフォーマンスが前に前に出てきても、逆に緩めても、しっかりと繋がっているような。

終わりに近付いた時、vo.g.さんが、ひいてはb.さんまでステージを降りてきて、空いている前においでって半ば強引に(笑)みんなを誘い出す。
次に東京から来たバンドさんが出るからって、言ってたかなぁ?そのせいかなぁ?
わたしもふら~っと前へ。
となりに、ファンらしき方々がいたので、つられてのっていたんです。そしたら、その方々、曲が終わる直前に物販にダッシュして行ったのです。
スタッフ業をされている方だったみたいです。
なーんだ…ちょっと傷付いた(笑)。




そのまま、最前と2柵の間辺りでcolors departmentを観る事に。

達樹さんの歌を聴き出してからまだ浅いし、音源もないし、colors department初の仙台だし、緊張していました。
聴いている間も手探りで。
colors departmentはできたてのバンドで、東京でも数回しかLIVEしていなくて、この仙台が地方初LIVE。
「名刺代わりのCDもなくて」「生まれたてのひよこみたいなバンドなんで」と達樹さんは言っていました。
仙台に来るにあたって、緊張もしているし、うきうきもしているし、だったそうです。一緒だ(笑)。


スピーカーの正面だったのですが、位置のせいかなぁ、歌声がちょっと聴き取りづらかった。ん…もったいない事したなぁ…

キラキラ・シャラシャラしたイメージでした。キラキラした砂で満たされていって、次第に流砂に飲み込まれるように埋もれていく感じ。
埋もれて沈んでいきながら、でも、大切な物は砂の上にあるような気がした…上手く言えないけど…手を上に伸ばしたい感じ。


えー、まず、達樹さんの白シャツ姿に心奪われました。

ドラムは女性。
ウツミさんは、転換の時鳴らした音が、スパパパン!ととても張りがあって、破けるかと思った。あたしの皮膚が。
想いとかパワーとか感情とかいろんなものを、無意識の部分さえも、スティックに全て込めているのがありありとわかる叩き方だった。
眉間の辺りに構えたスティックに想いを込めるように。魔法でも発動するかと思われるようでした。想いには圧倒される力があった。

ベースのヘビさん。
ずっしり重いのに、バウンドするような音で。
体つきがしっかりしているんだけど、動く動く。
ラグビーやってたらしいですから(関係あるかわかんないけど/笑)
イントロがベースからの曲(新曲のようです)、かっこよかった。
ベースの音で空気がビリビリ震えてた。



達樹さんのMC。
「仙台は好きな土地なんだけれど、いつもゆっくりできる時間がなくて、今日もすぐ東京に帰らなくちゃいけなくて。だから、さくっとやってさくっと帰ります」
結局、強行的にN.E..S.の憲三さんとタクロウさんと(観に来ていた)、打ち上がったみたいですよ(笑)。

「僕は、ただ何も考えず歌ってる訳じゃなくて。伝えたい事があって、歌っていて。今日も、みんなに何かを伝えたれたらいいなと思います」
達樹さんの歌う事への思いって素敵だなぁって、いつもblogを読んで思っていました。それを直接達樹さんの声で聞くことができて、とても嬉しかったです。

「僕は、前のバンドで解散も経験して、だから、またこうやってステージに立てている事を、とても嬉しく思います」
拍手。みんなどんな気持ちだったんだろう。わたしは、とてもあたたかく感じました。

KOHLの解散を経てcolors departmentを始めて仙台にきた、達樹さんの道のりを、わたしは聞いて知っているだけで。
だから、達樹さんやファンの方々の想いや痛みを、身をもって感じる事はできなくて。
そんなわたしがここにいる事に、ちょっとだけ遠慮があったんだと思います。今思うと、閉じていたなって。
だけど、「達樹さんの歌を聴きたくて、会いたくて、行った」。理由はそれだけで良かったのに。
そしたら、手探りでも伝わって来るモノをもっと受け取る事ができたかもしれない。
やっぱり、もったいない事しちゃったな。



今度は、CDなんかも聴けていて、一緒に口ずさめたらいいなぁ。

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