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LIVEが終わった後の昂りは、振ったスノードームのようです。 そして、底に積もった雪を眺めるようにしてLIVE REPRTを書いています。
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10/17
ALL I NEED &W.A.R.P.・Fairy Fore  “an alumni association”
at 新宿LOFT

「同窓会」という名の、ALL I NEEDワンツアーのみ復活ファイナルライヴです。
HUSHから遡って好きになったからライヴが観られるなんてこれっぽっちも思っていなかったし、最初で最後かも知れないライヴ、特別で楽しみにしていました。

初新宿ロフトは、本当のバーみたいな所があって素敵でかっこいい。東京のライヴハウスはすごいなぁ(田舎者丸出しで)。

中に入ると、ステージには「CAUTION」の黄色いテープが張り巡らされてて、トップはW.A.R.P.確定。
ステージが真中じゃなくて左端(奥)に偏ってる。(前に行く私は関係ないが)後ろは見づらくないのかなぁ。一段高いからそうでもないかな。
幕がスクリーンになってて、海外のバンドのライヴが流されてた。seだけじゃなく映像もあると待ち時間も苦にならないね。

登場してきたW.A.R.P.は、梵平さんはガスマスク、他は黒い大きなサングラス。その柄に小さいライトが付いていて、向いた方向を射す。歯医者さんを思い出してちょっと怖かった(←親知らず取ったばかり)。

この音楽をどう言葉にしたらいいんだろう…。機械を通したように聴こえるけど、使ってないらしい…声すらも。
今まで見た事もないようなおもちゃで遊んでるみたいな感じ。だってOrangeもDigitalだもん(唯一持ってるアルバム)。

KAN∀BUNさんはたくさんの銀色三つ編みを針金みたいに立てて、インパクト大。
テープの間から顔を見せてMC。表情が険しくて…暴れ足りないのを怒られた。でも声が(言葉遣いじゃなく)子供言葉みたいで逆に楽しくなっちゃう。MC中のバックの音がどよよ~んとしてて、更に怖い効果が増す。2回のMC両方怒られちゃった。
「KAN∀BUNさんの機嫌を損ねさせると、YASUを売り飛ばしちゃうぞ。玉置とは飲みに行っちゃうからな」。それは困るっ! むしろYASUは私が買うっ!
「「二人だけ~」ってやりたいんだろ?(←振り付き)想像の彼方にrunning over meだろ??」って面白すぎるー!結局仲いいんだなぁ。
最後に「頼むよ~? しくよろ~」。語尾が「~」な感じ。

後半は胸をマイクでどんどん叩いてて、音も聞えた。うっ、痛そう…。
「ワーオワーオ」に振り? 付きの曲が楽しかった!プチツイストのKAN∀BUNさんちょっとかわいかった…。
最後の曲かな? KAN∀BUNさんがジャンプ! 天井の鉄筋を掴んで登りそうなぐらい! 足も鉄筋に絡ませてたもんね。すっごーい男の筋力。

始めましてなSAY→ICHIROUさん。テープの隙間からちょうどよく顔が見えた。
機械人形みたいにかくかく動いてて、そんな頭の動きが故意にライトを動かしてるみたい。本当にHUSHとは感じが違うんだな。
SAY→ICHIROUさんのソロがあった。右手の人差し指をタクトを振るように動かし、スタンドマイクに向かう小首を傾げた姿、一転、かわいらしい!
後で一緒に観てた友達さんの「米澤さんは米澤さんだった!」って言葉、そっくり使わせていただきます(笑)。
それから、「『SOAP BUBBLES』が米澤さんの曲だって頷けるよね」という友達さんの言葉にも納得。

DE×Pさんの叩くドラムは、リズムじゃなくてメロディーみたいに聴こえた。スパーンって突き抜けるような、気持ちのいいドラム。好きだな。

最後まで素顔の見えないバンドでした。DE×Pさんは上半身裸だったけど(笑)。

真中はFairy Fore 。『Vivid』一曲だけ持ってる。g.さんが変わって初のツアーだそうだ。ツインギターでさシュウんだけはハッピーサッドで一度だけ見た事ある。
振りを見てるのが楽しかったっていう印象。KAN∀BUNさんが振りやってた曲もやってこれかーっ! て楽しかった(笑)。
現王園さんのMCも、一つひとつ決意だったり意思表示だったり、しっかりメッセージを伝えてくれた。曲もそんな感じがする。眩しい。そんな中で、ツインギターはパワーがあった。
『Vivid』もやってくれて、聴いたことあるせいもあるし曲自体もすごく楽しかった。フロント4人順に「イェイィエィイェイイェイ!」の掛け合いがたっのしかったなぁ。ドラムさんもやってくれるのかと思ったけど、やってくれなくてちょっと残念だった(笑)。

幕が静かに上がり、se『Stero Humanity』が流れる。来たっ!! そんな期待感と、もう2度とこの幕は上がらないんだなぁなんて思ってたり。
インストでの登場はHUSHっぽい。この曲で登場って分かるから、入ってくるまでの待ってる気持ちが最高潮になって、こういう始まりは好き。

章人さんはお馴染みになりつつある大きく開いたVのカーデ。私を殺す気か?(笑)しかも後ろもV!あぁもう男が着ちゃいかん!下手すると女より似合うから!(笑)
初めての生・林さんは、なんだこの優しそうなお兄さんは!(なんだとは何だ)とびっくり!ジャケットとは印象が違いすぎるんだもの。クギヅケで林さん前大正解~♪
まぁさんもMUFFで見慣れたジャージ姿。チューニング中から、まぁさんの音だー声だーと嬉しくなっちゃってた。音の印象や特徴が、一度焼き付いたらそう簡単には消えない、くっきりと痕が付くみたいに。
玉置さんも始めまして。髪形がちがーうとは思ったけど、ジャケットで見てた美形に…見惚れる。

私の前に「怖いものなんてないぜ」と書かれたTシャツを着ている人がいた。2年前みんな本当に恐いものを見たんだろうな…。それでも、あれからずっと「怖いものはない」とここまで来たんだろう。さすがAINファンBeauty maniacs。敵いません。
私は「怖いもの」を見なかったけど前3列目で突っ込んでいた、違う意味での怖いもの知らず。

好きになってもずっと音源を聴くしか出来なかったし出来ないと思ってた。それって結構辛かった。そんな思いが一気に解き放たれた一曲目『想像の彼方』。
ドアも窓もない暗く狭い部屋にいるような感じなのに、その空気がこの会場一杯に「広がる」。暗い深緑色な感じの空気。
TVで見た映画を映画館で見たような、いやむしろ、その映画のストーリーの中にいるような空気感が音に漂ってる。下手な恋愛ドラマよりぐうぅぅっとくると思うんだけどな。
一曲目にしてAINの主論を語り尽くしてしまった…。

最初の方でやった『PLAY』は、イントロがなった瞬間初めて聴いたときの衝撃が走った! ガツンッッッ!! これを最初に持ってきてもらったお陰で、この後のキレッぷりに拍車がかかる。もうだめ(きゅる~)。

覚えてる事が断片的。一つひとつ書いてきます。

最初の章人さんのMC。「同窓会って事でやってきて、懐かしい友達に会って恋でも芽生えないかという邪心があったんだけど、でもなかった」。なかったんだ!ヒドイツアーの目的だな…。

中盤で好きな『sigh』の曲が続いた気がする。
『She's so lovely』のサビ、章人さんが「Since I've been loving you~」と眩しい笑顔で頷くように歌ってた。むしろあなたがlovely…。
『7枚の地図』は、私には意外、拳の上がる事もある勢いのあったり、大好きな曲『衝動の光』もぐいぐい押されるようなライヴバージョン。もっと眩しくて果てなく広がる感覚に包まれたかった。CDばかりを聴いていた故の違和感。
「このツアーで何かが足りないと思ってたら…」それはAIN時代のスタッフさん。氷室さんのツアーに付いて行ってて福岡らしい。「あいつに届くよ~に届くよ~に」と両手をウェーブさせながら念?を送る章人さん。そのスタッフさんの好きだった曲と言ってやったのは、確か『7枚の地図』だったかな?
『愛情のスピード』は楽しくて気持ちよくてジャンプジャンプ!

「この曲で出会った人も多いと思います」という曲は『running over me』。「特に後ろのほう」とふっとした笑顔を後ろのほうに向ける章人さん。振り返ってはいないけど、きっと見守るように観てる人達がいるんだろうな。

「ラブソングが多くて」って、そう! 私もAINの最初の印象はそれだった。HUSHと比べると意外だって。そして「ヤです」と続ける…! 嫌なのかあっ!!?
「でもツアー回ってて楽しくなってきた」そう。

章人さんが「ツアーやって、何も変わってないなって思った。玉置の髪型ぐらいか?」と玉置さんを振り返る。「お前もだよ」と言うように章人さんを指差す玉置さん。だよね?(笑)
「変わってない、それがバンドなんだろうな」と大事そうに言ってた。変わらない事をやってきてたのを確かめたかった復活なのかな、なんて思ったり。
「俺らには今があります」。振り返ってるだけじゃない。「でも今でも言えるのは、世界中敵に回したっていいぜ!!」もちろん! イエース !! イェーーイッ!!! 「ヤーヤーヤー」の拳にも一層力が入るっ。

「同じところで間違うのも変わってない」らしい。そういや『LINK』の最後で、間違えてそっとマイクから離れた章人さんを私は見た(笑)。
『LINK』も大好きで聴けて嬉しかった。サビのベースの音色がすごく好き。

『ピノキオ』『SPIKE!』は賑やかなパレードみたいに楽しくて楽しくて!
『SPIKE!』の「ズボンがいつもずれてるぜ」で林さんのズボンを掴んでたのかな?章人さん。見えなかったけど。
最後の「Hey! SPIKE!」はまぁさんのコーラスラッシュにつられて林さんを指差しまくり!

なんの話しの続きだったかな?「林が打ち上げで怒り出すんだよ。始めにどれだけAINが好きかを語り出したらスイッチが切れなくなる。と、暴れ出す」と暴露する章人さん。今日もこの後大暴れするんだろうか?

『葛藤』とかもやった気がするんだけど、うろ覚え。どの曲やったかなというより、どの曲もやったみたいに感じる。そのぐらいCD聴いててもライヴしている姿が思い浮かんでたから。観た事ないくせに。

「これは解散ライヴじゃありません。俺らはもう解散してます」と、釘をさすように章人さんが言った。しんみりしてる人もいるんだろうから。「もう2度とやりません」。更に釘をさす…。「でもまたやる可能性も大です」。2度とやらないよりやる可能性の方が大きいみたいじゃないか!

本編最後の最後のほうにやった『アブソーブド』は、金属バッドか何かを振りまわしてるような、でも、ただ暴力的じゃなくてどこか苦しげで。とにかくすごい勢いだった。

最後は『Form』だったかな。章人さんと林さんがお互い背中合わせにぺたんと座って演奏してたのってこの時?私にはちょうど見えなかったんだけど(激しく悔)、きっとすごくいい顔してたと思うんだ。

ECで、林さんは上半身脱いできた!! どどーん(←ショックだったらしい)。タバコを吸いながらベース弾いてるのがかっこ良かったなぁ。ハダカだけどハダカだったけど…。

もう一人のスタッフさんの為にやろうとした曲、「すっげー恥ずかしいな」笑ながら「『KISS ME』」と章人さん。そりゃ恥ずかしいや(笑)。

終盤の曲は、テンポ的に私の能力ギリギリの滞空時間を要するジャンプをしなくてはならなかった。その時は全然大丈夫な気がしてるんだけど、あとあとキツかった…。認めたくなかったけど、年だわ(認めろ)。

ライヴ中、何度も仙台のAINファンの友達がよぎった。私がいて彼女達がいないのが不自然だ、間違ってるよ。「このライヴの事を伝えられたらな」と思うけど、キレイゴト。「どうして北には来てくれなかったのさ!」と思うのは自分勝手。煽られると、「ちくしょーーー!」な気持ちで叫び返してた。
私なんかが伝えようとするよりも、キレイゴトでもカンチガイでも、メンバーが「来れなかった人の為に」って思ってくれてればいいな。
そうかなとは思っていたけれど、1番最後は『[BEAUTY MANIACS]』。温かな柔らかい、眩しい光が射して、一杯に手を伸ばした。届け、キレイゴト・カンチガイ。
光の中みんなの伸ばした手が、今も焼き付いてる。

最後まで残った玉置さんが、余韻の残ってた音の中、横になってたギターの弦をはじきながらステージを下りてった。このズレた余韻がずっと消えなければいいなと思った。

うろ覚え曲list
想像の彼方/Play/時には太陽のように/ピノキオ/7枚の地図/She's so lovely/愛情のスピード/衝動の光/Link/世界中敵に回したっていいね/葛藤/Running over me/SPIKE!/アブソーブド/Form//
Travel in space/KISS ME/[BEAUTY MANIACS]

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