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LIVEが終わった後の昂りは、振ったスノードームのようです。 そして、底に積もった雪を眺めるようにしてLIVE REPRTを書いています。
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12/8
HUSH “視覚効果空間Vol.32”
(with:UILUS,DEAR LOVING,Jet Bug's Terror,DOUBLE SLEDGE HAMMER,(A))
at 仙台CLUB JUNK BOX

 会場に入ると、一番最初のバンドSHULAが演奏中。ヴォーカルの人しか覚えていないけど、スーツみたいのにテンガロンをかぶっていて、声も綺麗で、良く通るピリッとした音。でも拳の上がる曲もあり。MCも面白いのもあって、だんだん楽しくなってきた(笑)。
 DJさんの入ったイベントって初めてで、バンドの間のSE中も退屈せずに、むしろすごく楽しかった。「今日は雪も降って気温も3℃。寒い」みたいな話に、「山形の高速は-3℃だったっつーの!」と突っ込んだりと。
 次は(A)。ヴォーカルさんの声がイマイチ好きになれなかった…。せっかくのバラードも、サビのも出切らず、伸びない。でもドラムがすごかった。スピードと手数が。かわいらしい人だっただけに。
 次のJet Bug's Terrorは、前までのと違ってサワヤカじゃない(笑)。本人もMCで言ってたけど。地を這うような、重くて胃に溜まりそうなサウンド。プロレスなんかの入場の音楽になりそうな、重くて熱い感じでかっこよかった(前日K-1見たからかな?)。「残る力を(ファイティングポーズをする)全て叩き込め」っていう歌詞もあったし。なのに、この人達もMCが面白かった(笑)。こう言う重い系統のは進んで聴かないので、いい機会だったしかっこよかった。
 ちょっと期待のUILUS。明るくて楽しいロックちょっとヒップホップな感じ。体も跳ねたし、UILUSファンの人もぴょんぴょん。ある曲で、後の人が「行く?」とか「ハジける?」とか言っていて、後ろで勝手にやればいいじゃん、と思っていたら! 5・6人の女の子がステージ前の真中辺で飛び暴れまくり始めた。すぐ側にいた私達も含めた人達は迷惑顔。勝手にコケて回りを巻き込んでいる。そんな人達の存在を削除して音を楽しもうと思った。
 次のDOUBLE SLEDGE HAMMER、実はあまり記憶がない…。UILUSよりも落ち着いた感じだけど、系統は似た感じ。でも私の集中力が切れました…。
 そんな中HUSHがスタンバイ!テンションは高くも、頭だけボーっとしていたので、急いで頭も切り替える。
 たかちゃんと高瀬だけがチューニングに出てくる。リキッドワンマンから1週間ちょっと。私のホームグランドで少し気持ちに余裕を持って楽しめそう。楽しみで、靴のかかとをを床にかつかつ鳴らしたり体を揺らしたりして待つ(挙動不審)。
 張られた幕が開け、『COMMUNICATOR』が流れ(やっぱりこのオープニングはいい)、最高潮の所でメンバー全員が揃い、「お前ら待たせたな!!」と体を突っ込ませるような勢いの章人さんの最初の一言!
 その勢いで一気に新曲を2曲。『CANDY』と『can you hurt me』。章人さんの仙台初ギターは、私達も嬉しかったし、章人さんもにこにこしながら楽しそうに演奏していた印象でした。今思うと、今回チューニングで幕が復活したのは、章人さんのギターを見せない為だったのかな? Surprise!
 「仙台の次のライヴは2週間ぐらい空くからツアーファイナルぐらいの気持ちなんだよ!」と、高瀬さんの勢いのいい言葉。今回はまた短時間だから、その間に盛り上げようとしてくれてる。
 「前回のツアー中にできた曲です」と章人さんが短く言って、『おやすみの唄』。最初の章人さんの切なそうなシャウトが頭に直接入ってきて、あまりに衝撃的で、頭を両手で抱えてしまった。きっと今回どの場所でもこの曲をやって、この曲の優しさや切ない感情を、その場所ごとに私達に置いてってくれてるんだろうな。
 「新曲3曲もやって困らせたところで、」と章人さん。うちらそんなに困った顔してたのかな?(笑)そして『嘘の薬』『bullet』『Going to distortion』と、立て続けに、一気に盛り上げる。
 隆さんは、シンバルが高い位置にあるような気がしたんだけど、それを睨んで叩くような、最初はそんな感じだったけど、『嘘の薬』辺りから笑顔で歌いながら叩いてた。
 米澤さんと隆さんが見詰め合って(笑)プレイしてる時は、二人とももぉ素敵な笑顔! そして! 隆さん、ほっぺたぷくーって…膨らまして…!! なんてかわいいんだよ! きゅぅ~(スパーク)
 今回も米澤さんからピックを貰いました! ありがとう!!(嬉)
 前回のライヴは「THE 11TH BULLET」が発売された次の日だったから、今回はアルバムの曲で一緒に歌ったりのったりしたい、という楽しみな気持ちがあった。多分みんなそうだったんじゃないかと思う。でも半分は新曲で、やっぱり私達は困った顔をしていたかもしれない。そりゃ当然新曲聴けるのは嬉しいけど。アルバムの曲を聴きこんで、ライヴでのりたいっていう気持ちだったのは、うちらの甘えなのかな? やっぱりHUSHは駈け抜けてる。らしいといえばらしい。「来年もこんな感じです。よろしく」そんな顔をしていたように思ったライヴでした。
 HUSHが終わって、すごくいい感じの余韻の中、1発目のseは「ツッパリハイスクールロクンロー♪」ておい!「ヘイ!」ってとこ拳上げてのっちゃったよ! そんなおかしな(笑)曲が急に止まって、? 「愛してるーってー♪」とゴスペラーズの素敵な曲がいきなり流れる。面白すぎなDJさんだ。ツボを押さえすぎだ。
あー笑った。あんな笑ったライヴは初めてだ。楽しいというよりおかしな気分のイベントでした。

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執念でLIVEに行く。イラストを描く。
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